共用部分の清掃がされていない

共用部分が汚いのはアウト

マンションやアパートの共用部分をチェックしたときに汚れが目立つようだったら、その物件の管理体制は相当甘いのでアウトだと考えた方が良いでしょう。清掃を徹底して衛生管理をすることは建物の管理をする上で基礎中の基礎です。それができていないような場合には設備の点検がずさんだったり、諸々の手続きがいい加減だったり、問い合わせをしてもなかなか対応してくれなかったりするリスクがあります。共用部分は入居者の誰もが利用するところですが、入居者が清掃の義務を負っているわけではありません。快適な環境を作るために管理の努力をしているかどうかが一目でわかります。入居してからも汚れに気付くとストレスになってしまう部分です。

共用部分のどこを見るべきか

共用部分の目立つところだけは丁寧に清掃をしていて、目立たないところは手を抜いているというケースも多々あります。行き届いた管理をしているかどうかを見極めるためには、目立たないところもきちんとチェックしてみるのが大切です。階段や廊下、エントランスホールなどは普段から人が行き来している部分なので清掃しているケースがほとんどです。管理会社やオーナーが清掃をしていなかったとしても、入居者が自主的にきれいにしている場合すらあります。しかし、共同のゴミ捨て場や駐車場、屋上などは手入れが行き届いていないことがよくあります。特にゴミ捨て場は定期的に清掃をしていないと落ちない汚れが目立つはずなのでチェックしてみるのが肝心です。